偏差値の高い人と普通の人の違いを１つの具体例でイメージしてみましょう。

1冊のビジネス書を10分で目を通し大まかな把握や関心の高い箇所を関連づけることは普通の人でもできます。

しかし、たとえばExcelの解説本を読んで理解し使えるようになるにはハードルが高くなります。目を通したページの内容を画像としてイメージする能力が高ければ、全体の理解と自分で作業をする場合のシミュレーションができているはずです。想像力と論理力の概念です。

これが、高学歴の人と普通の人の「地頭の差」と私は考えています。ビジネスの現場は、論理力と想像力（イメージ力）に置き換えてみると実践力の違いがわかります。

私は独学で速記者の資格を取りましたが、専門学校に行けば2年で到達できる技術レベルに到達するのに、５年かかりました。単純で2.5倍の年数。時間は2000時間です。

速記は技術ですが、資格の取得であれば自分なりに全体像を体系的に組み立て、現場の案件と照らし合わせて脳に蓄えれば理解のスピードは各段に早くなります。期間を区切って計画を立て、転職や就職、実際の仕事に役立つ資格取得にチャンレンジしてみましょう。